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本格焼酎・泡盛の楽しみ方

粕取り焼酎(酒粕焼酎)とは?2つの種類や香味を楽しめる飲み方について

粕取り焼酎

粕取り焼酎

焼酎は蒸留酒で、日本酒はお米から造った醸造酒。その2種類のお酒の特長を合わせ持ったような、本格焼酎があります。それは、酒粕から造られた「粕取り焼酎」。

今回は、粕取り焼酎の種類や飲み方についてご紹介します。

 

粕取り焼酎(酒粕焼酎)はどう造られる?

酒粕が原料日本酒を造るときに出る「酒粕」はご存じでしょう。「カス」といっても、日本酒造りの工程で、もろみをしぼったときに固形物として分けられるものです。決して質の悪い成分ではありません。

 

この酒粕には、8~10%ほどのアルコール分が含まれています。それを蒸留して造られるのが、「粕取り焼酎(酒粕焼酎)」なのです。

 

 

 

酒粕の良さが残っている

酒粕には、アミノ酸などのうま味成分がたっぷり含まれています。粕取り焼酎はその酒粕を原料としているため、芳醇な香り・味わいに仕上がるのです。

 

粕取り焼酎は、蒸留をして酒粕に残った雑味を取り、クリアなアルコール分を取り出す……という仕組みが重要ですが、その製法は2種類あります。

 

粕取り焼酎(酒粕焼酎)の種類

粕取り焼酎は、種類によって特長がまったく異なる味わいを楽しむことができます。

 

正調粕取り焼酎

酒粕と、もみ殻を混ぜて蒸留した焼酎です。

もみ殻を入れる理由は、発酵させる過程で通気性をよくするため。昔ながらのせいろ式の蒸留機で蒸留する、伝統的な製法です。

 

口に含むと、もみ殻のビターな香りがそのまま鼻をくすぐります。ややクセがありますが、はまるととてもおいしく感じられます。

 

吟醸粕(醪)取り焼酎

酒粕に、酵母・水を加え再発酵させてから蒸留するのが、吟醸粕取り焼酎です。

吟醸香がそのまま残り、日本酒に近い味わいを感じることができます。

 

日本酒好きな方の中にもファンが多く、日本酒の酒蔵が造った銘柄に人気が集まっています。吟醸酒のように、淡麗でキレのある味わいになることが特長です。

 

おすすめの飲み方

粕取り焼酎ストレート粕取り焼酎は、どのような飲み方がおすすめなのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストレート

粕取り焼酎のふくよかな香りを知るために、まずはストレートで飲んでみることをおすすめします。

 

ゴクゴク飲むのではなく、グラスを両手で包んで、ゆっくり舌の上で転がしてみてください。

「バニラの香りがする」「ほんのり酸味を感じる」など、その味は種類によってさまざまです。まずは粕取り焼酎がどのようなお酒かを味覚で覚えてから、お気に入りの銘柄を見つけてみてください。

 

ロック

すっきり味わうなら、ロックがおすすめです。焼酎のクリアな口当たりと、お米の風合いの両方を感じることができるからです。

大きめの氷を用意して、水がゆっくり溶けるにつれて変化する味わいも楽しみましょう。

 

ロックは、食中酒として食事のお供にするのもおすすめです。お米が原材料なだけあって、和食などさまざまな料理と合わせやすいのです。

 

ソーダ割り

炭酸で割ることで飲みやすくなる一方で、酒粕ならではの芳醇な味わいもしっかり楽しめるソーダ割り。炭酸のシュワシュワ感の中に溶け込むほのかな酒粕の甘さは、飲んでいるうちにクセになるかもしれません。

 

粕取り焼酎のアルコール度数は、一般的な25度の焼酎より高いことが多いため、はじめて飲む方は、ソーダ割りにしてゆっくり馴染んでいっても良いでしょう。

ソーダ割りも、その飲みやすさから料理に合わせやすい飲み方です。

 

おわりに

あまり見かけない粕取り焼酎ですが、もし焼酎自慢の居酒屋さんなどで見かけたときは、ぜひ試してみてください。

また、日本酒の人気蔵元が限定で出荷することもあります。日頃は日本酒を飲まないな……という焼酎ファンの方も、垣根を超えて、粕取り焼酎を探してみてはいかがでしょうか。

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