本格焼酎・泡盛の主な産地の都内アンテナショップを紹介していきます。今回は、「日本橋 長崎館」をご紹介します。
【写真】広々としたスペースに長崎の特産品が揃うアンテナショップ
日本橋 長崎館
東京都中央区日本橋2-1-3
03-6262-5352
■10:00~20:00
■無休※ビル施設点検日等除く
【写真】長崎の様々な原料の本格焼酎が並ぶ
もっと多くの長崎焼酎を揃えて、その魅力に触れて頂けるようにしていきたいですね!
長崎県には世界ブランドの壱岐焼酎がありますが、五島列島や対馬・大島、島原などでも本格焼酎を造っています。当館に来られるお客様は長崎の焼酎を知っていて、どの銘柄とあらかじめ決めていらっしゃる方が多いですね。普段飲み用に購入していかれる感じです。
麦・芋などの焼酎、60銘柄ほどを揃えています。今年4月にリニューアルオープンし、お酒コーナーは清酒と半々のスペースですが、焼酎の売行きのほうがずっといいです。蔵元さんの中には世代交代して県外や海外への進出に意欲的なところもありますが、まだ地元指向が強い蔵元さんもいらっしゃいます。多くの蔵元さんと向き合い、特徴のある銘柄を掘り起こして、もっと銘柄数も増やしていきたいです。理解を得て、発信していきたいですね。
軽飲食ゾーンでは、焼酎は1杯500~800円で約10銘柄を提供しています。この季節、あご出汁がしみ込んだ「長崎おでん」と共に味わってください。長崎の漁獲高は全国第2位。長崎では「かんぼこ」と言いますが、蒲鉾の製造も盛んです。スケソウダラだけではなくアジ・エソ・タチなど様々な魚を用いるので、味わいも多彩です。長崎の生魚入荷時のみですが、旬のお刺身もお出ししています。長崎の海の幸で長崎の焼酎を楽しんで頂きたいです。
【写真】店長 佐藤智仁氏
佐藤氏お勧めのおつまみ
■からすみ
ボラの卵を塩漬け・天日干しした日本三大珍味の一つ。濃厚でねっとりした味わいが焼酎のアテに最高です。高価ですが、長崎には多くの専門店があり、日常的にちょっとした贅沢品として食されています。
■長崎ちくわ
特大サイズで、パリッとした焼き皮が特徴。輪切りして、そのままおつまみになります。
■いさき
一本釣りの開きで、身がしまった、美味しい魚です。他にも冷凍魚を多く取り揃えています。
■あご天
味わい深い揚げかんぼこです。
“あご”とは飛魚のことで、焼きあごにしたり、あごで出汁を取ったりと長崎の食文化には大切な魚です。
【写真】長崎和牛レモンステーキや長崎チャンポンなども提供するカウンター
【写真】長崎産のゆず胡椒が用意されている長崎おでん
【写真】龍眼と焼酎のお湯割り:かんぼこで卵を包んだ龍眼は長崎のおせち料理にも欠かせない一品
【写真】かんぼこ盛り合わせ
※使用している器や長崎館オリジナルカップは、長崎産の波佐見焼(はさみやき)や三川内焼(みかわちやき)など。館内ショップで販売しています。
日本酒造組合中央会
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