■皆さんは「泡盛」を普段から飲みますか?
焼酎スタイリストyukikoです。皆さんはどのような時に泡盛を飲んでいますか?私は料理に合わせてお酒を選んでコーディネートを楽しむことが好きなため、自宅でもゴーヤチャンプルーなど沖縄料理や沖縄食材を食べる時には好みの泡盛を添えています。
國酒イベントなどでお会いする女性の皆さんから「沖縄へ旅行に行った時に泡盛を飲んだ」という話を聞きます。沖縄の現地で飲む楽しさや美味しさは格別ですが、せっかくの美味しさが旅の思い出で終わらずに皆さんの日常にもっと取り入れてもらえたらと思っていますので、今回は私が実践している泡盛の楽しみ方を紹介します。
■スタイリストのこだわり!自宅で泡盛を飲むポイント
泡盛を飲む時に、まず皆さんに意識をしてほしいポイントはグラスです。泡盛はグラスによって味わいや飲んだ時の感覚が変わります。ご自宅にあるグラスの中で少し厚みのあるグラスを選びましょう。
泡盛はタイ米を使った黒麹を原料として沖縄で造られる蒸留酒です。もともとはタイなど海外文化と現地文化が融合して育まれてきたお酒であり、独特の風味とコクを楽しむことができます。そんな泡盛の良さを引き出すためにも、厚みのあるグラスのほうが口当たりが柔らかく、泡盛が持つたおやかな美味しさが感じられやすいのです。
薄いグラスを使用した場合は、同じ銘柄でも口当たりがシャープになるため、アルコールの強さや鋭さが立ってしまいます。それでは泡盛本来の美味しさが十分に届かずにいることになってしまいます。蔵元も「美味しい1杯」を皆さんに飲んでもらいたく、日々一生懸命酒造りをされていますので、ぜひとも蔵元の思い描く美味しさに近い状態をご自宅でも再現してみてください。
■クースーにも注目!泡盛の美味しさが伝わる1杯
泡盛は3年以上熟成しているものを「古酒(クースー)」と呼びます。一般的に熟成期間が長いもののほうが価格帯も上がり、貴重酒となります。中には20年ものや30年ものなどもありますし、ワインやウイスキーのように自宅で何年も熟成させている方もいます。
手ごろな価格で楽しめる3年もの、5年ものから、少しリッチな味わいを楽しみたい12年ものなど、時間が形成する美味しさを楽しむのも泡盛の醍醐味です。熟成によって出来上がったたおやかな美味しさを皆さんにも存分に楽しんでいただきたいと思います。
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