当会は2018年3月6~9日、幕張メッセで開催されたアジア最大の国際食品・飲料展FOODEXに今年度も出展しました。
『地域で楽しむ 本格焼酎・泡盛紀行』
今年度の出展テーマは『地域で楽しむ 本格焼酎・泡盛紀行』。
薩摩・球磨・壱岐焼酎、琉球泡盛、宮崎の本格焼酎、大分麦焼酎・奄美黒糖焼酎・博多焼酎、そして東京島酒などの産地別コーナーには長期貯蔵酒・原酒コーナーも設置され、588銘柄が並びました。
全ての案内には英語表記も併記され、当会講師のクリストファー・ペレグリニ氏による英語セミナーも開催されて、外国人来場者へもアピールしました。
【写真】各地域別に並んだ出展銘柄
各種セミナーやカクテルショー
エッセイストの葉石かおり氏による『食とのマリアージュ』セミナー、輸出入プランニングの専門家:大河原弘氏による、中国人ソーシャルバイヤー向けの『輸出する際の法規制と輸出手段』セミナー、新進気鋭のバーテンダー:松尾一磨氏によるカクテルショーも行なわれ、4日間、多彩な催しが展開されて来場者の注目を集めていました。
【写真】全国バーテンダー技能大会で優勝している松尾氏
葉石氏は「麦焼酎に麦チョコ、芋焼酎にはサツマ芋のお菓子といった具合に原料を合わせていくとマッチングします。また、本格焼酎は割っても味わいが薄くならないので、炭酸で割って柑橘類をしぼって楽しんみて頂きたいですね。これからの季節にお勧めです。炭酸は強炭酸がいいです」と講演。
【写真】基礎知識や各原料と合う食を講演する葉石氏
大河原氏は「本格焼酎・泡盛を輸出する場合、中国は100%の関税をかけていて、その上に消費税が上乗せされます。それに比べ香港は無税です。まず香港に荷揚し、拠点を構え、中国全土へ展開することをお考えになったほうが懸命です」とポイントを指摘されました。
【写真】質問も相次いだ大河原氏によるセミナー
カクテルコーナー・きき酒コーナーも大盛況
松尾氏によるオリジナルカクテルのコーナーも来場者の人気を集め、きき酒コーナーに挑戦するグループも多く、終始会場は盛況でした。
【写真】実際にその場でシェイク
【写真】コーヒー豆を付け込んだ芋焼酎を使用した、香り豊かな芳醇なコーヒーカクテル(左)と手でつぶしたトマト、セロリ、唐辛子、ニンニク、黒胡椒を麦焼酎に入れてシェイクし、トマトジュースなどを合わせた冷製スープのような爽快トマトカクテル(右)
【写真】カクテルレシピ
【写真】原料別のきき酒に挑戦
【写真】産地を5箇所以上巡ってスタンプを集めるスタンプラリーで、ミニボトルをゲットする参加者
来場者インタビュー
「珍しい銘柄もたくさん出ていて、参考になります。兵庫でも焼酎は今、十分人気があります」
【写真】兵庫県酒販店社長/民輪氏
「焼肉店をやっていて、今日は色々試飲しに来ました。黒糖焼酎、旨いですね、銘柄も結構あるんで、ビックリです」
【写真】都内料飲店社長/内田氏(左)とミス奄美黒糖焼酎と同僚の方
「ソジュと全く違いますね。どの原料も深い美味しさです」
【写真】韓国料飲店/シィー氏(左)一行とスタッフ(次左)
「焼酎はすごく興味深いお酒ですね。特に泡盛は独特です。世界で競っていける味わいだと思います」
【写真】ニュージーランド貿易業 社長/カンガス氏
「日本の焼酎は原料が多い。米焼酎が旨かったです」
【写真】台湾食品販売業/オー氏(左から2番目)一行とスタッフ(1番左)
「蒸留酒なのに甘さを感じるのが不思議ですね。貯蔵酒が旨い」
【写真】オーストラリア貿易業 社長/ジョナサン氏夫妻
日本酒造組合中央会
最新記事 by 日本酒造組合中央会 (全て見る)
- 【イベントレポート】FOODEX JAPAN2024(国際食品・飲料展)出展 - 2024年3月12日
- 本格麦焼酎『吉四六(きっちょむ) 』に合わせたいおつまみレシピをご紹介【濃厚ポテサラ】 - 2024年3月12日
- バーテンダーが考案!『5年熟成 氣 豊楽』を使った意外な組み合わせで作る本格焼酎カクテルレシピをご紹介! - 2024年3月11日