日本酒造組合中央会は、2023年12月1日(金)に東京都渋谷区のミニマル複合施設「JINNAN HOUSE」にて、1日限りのポップアップイベント「ネオ焼酎酒場」を開催。
ネオン管やスタジアムチェアなどが置かれたモダンな空間が広かる会場には、焼酎カクテルをはじめ、バーテンダーおすすめの割り方で楽しめる本格焼酎・泡盛の試飲やペアリングフードなどをご用意。
当日は、約230名の来場者が集結しました。
新トレンドの焼酎カクテルが多数登場
ウェルカムドリンクとして提供されたのは、「NOMURA SHOTEN」のオーナーバーテンダー・野村空人氏によるオリジナル焼酎カクテル。
芋焼酎「明るい農村」のベースに、ココナッツウォーターとソルトウォーター、オレンジの皮を使用したオレンジパルプソーダを合わせた一杯。少し焦がしたローリエを添えて完成したオリジナルのオレンジハイは、芋焼酎と柑橘の相性も抜群。
会場内に設置された焼酎カウンターでは、芋、麦、米、黒糖等の本格焼酎と泡盛が野村空人氏おすすめの飲み方で振る舞われました。
本格焼酎や泡盛を試飲した来場者には、ロック、水割り、ソーダ割りなどシンプルな割り方でも「味の違いを楽しめる」ということを実際に体感していただきました。
トークショーには千葉麻里絵氏と田中開氏が登場
トークショーには、日本酒ファンにはおなじみの「EUREKA!」千葉麻里絵氏と、昨今のレモンサワーブームの火付け役とも言われる「OPEN BOOK」の田中開氏が登場。
会場で千葉麻里絵氏が手がけたのは、黒糖焼酎「龍宮かめ仕込み」の「茶前割り燗」。
紅ほうじ茶とルイボスティのブレンドを焼酎で前割りし、南部鉄器の急須で燗づけして提供。普段お湯割りで飲まれることが少ない黒糖焼酎を、あえて温めて提供するという千葉さんならではのアプローチが光る一杯です。
そして田中開氏からは、同じく黒糖焼酎「龍宮かめ仕込み」のソーダ割りにレモンを絞ったシンプルな「レモンサワー」と、オレンジを絞った「オレンジサワー」の2種類のメニューが振る舞われました。フレッシュな柑橘を絞るだけでも、サワーカクテルとして成立する味わいには、黒糖焼酎の可能性を感じられました。
ペアリングフードにはフレンチ・メキシカン・斬新な焼酎ジェラートも登場
ペアリングフードには、カジュアルに楽しめるフレンチやメキシカンなどのメニューをご用意。
フレンチメニューには、「JINNAN HOUSE」のオールデイダイニング「SAKUU」の料理長を務める島袋有希氏が手がけた「パテドカンパーニュ」や「イワシベニエのそば粉ロール」の2品。「CIELITO LINDO BAR & GRILL」からは、メキシカン焼きトウモロコシやスパイシーナッツ、タコスといった本格メニューが並びました。
そしてスイーツには、代官山青果店のジェラートに焼酎をかけて食べる新感覚のペアリングメニューが登場しました。
会場には本格焼酎の原材料についての展示も
焼酎カウンターの隣には、芋や麹など本格焼酎の原材料がわかる展示も。
来場者に向けて、本格焼酎にはいろいろな種類の原材料が使用されているということを発信。
本格焼酎と泡盛について詳しく知りたい方には、日本酒造組合中央会発行の「SHOCHU JOURNAL」の配布も。
全国各地域の焼酎の特色やトピック、イベント情報などを掲載する「SHOCHU JOURNAL」は、日本の酒情報館でも常時配布していますので、お立ち寄りの際は是非お持ち帰りください。
シンガーソングライター中津マオさんによるライブパフォーマンス
会場では、鹿児島出身のシンガーソングライター中津マオさんによるライブパフォーマンスも。
「みんなで乾杯しましょう!」という掛け声で会場は一体となり、心地よい歌声が来場者を魅了しました!
多様な原材料からさまざまな味わいがある本格焼酎。飲み方から料理との組み合わせ方まで、今後も楽しみ方の広がりに期待が高まります。
日本酒造組合中央会
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