愛媛県酒造協同組合は本格焼酎・泡盛の日に合わせ、11月2日に同イベントを主催。松山市の「すし御食事処いっかく」に蔵元5社と県内外から参加者約20人が集い、海の幸と愛媛焼酎を楽しんでいました。
県酒造協同組合の越智浩理事長は「これまでは100人規模のイベントも開催してきたが、しっかりと愛媛焼酎の魅力を伝えたいと思い、近年は少人数での会を企画している」と語りました。
【写真】蔵元を紹介する越智理事長(左)
愛媛県では酒造40社のうち1社が本格焼酎専門、13社が清酒造りとの兼業で、原料も栗・裸麦(共に生産量日本一)、芋・米・蕎麦・粕取りなどバリエーション豊か。吟醸酒粕の粕取りや清酒を蒸留したものなど、清酒造りの技を活かした焼酎も提供され、米由来の上品な香りが地魚の刺身やタコの酢の物などの海産物とよくマッチしていました。
【写真】地元の幸を活かした寿司コース料理
【写真】タコと海老の酢の物
会場となった寿司店では各テーブルに4~5本の愛媛焼酎とアイスペールなどが置かれ、参加者はテーブル同士焼酎を交わしながら各々好みのスタイルで楽しんでいました。地元の焼酎ファンをはじめ、情報を聞きつけて東京都小笠原村からはるばる訪れた参加者もみられ、蔵元の話からは真摯に本格焼酎造りに取組んでいる姿勢が伝わってきました。
【写真】愛媛の焼酎で乾杯する参加者
参加していた地元ラジオ:エフエム愛媛のパーソナリティの吉見まき子氏は「愛媛には美味しい本格焼酎がたくさんあるのに、まだまだ知られていないと思う。蔵を取材し造り手から受け取った魅力を、どんどんリスナーに伝えていきたい」と語りました。
【写真】きき酒師の資格も持つ吉見氏

日本酒造組合中央会

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