日本初のウイスキー&スピリッツの品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション」(主催・TWSC実行委員会)にて、7月9日にTWSC2020焼酎部門のベスト・オブ・ザ・ベストが発表されました。2回目を迎えた今年2020年に新設された焼酎部門には258点の出品があり、銘柄を伏せて採点する厳正な審査(ブラインドテイスティング)で、最高金賞15点、金賞43点、銀賞73点、銅賞87点が決定しました。この最高金賞15本の中から、カテゴリーを越え、No.1の焼酎を決める賞が「ベスト・オブ・ザ・ベスト」です。TWSCの通常の審査後に、新たに14名の特別テイスティングチームを編成し、再びブラインドで審査が行われました。
洋酒プロがブラインド審査で選んだNo1の焼酎とは?

里の曙 ゴールド (黒糖)/町田酒造株式会社
長期貯蔵「里の曙」(減圧蒸留)と、常圧蒸留した製品をそれぞれ別の樫樽で熟成させ、絶妙のバランスでブレンドされた琥珀色に輝く本格黒糖焼酎。

【2位】 天使の誘惑(芋)/西酒造株式会社
【3位】 田苑 エンヴェレシーダ(芋)/田苑酒造株式会社
【3位】 初留取り浜千鳥乃詩 極ブラック(黒糖)/奄美大島酒造株式会社
【5位】 知心剣(麦)/宝酒造株式会社
【6位】 いいちこスペシャル(麦)/三和酒類株式会社
【7位】 千年の響(泡盛)/有限会社今帰仁酒造
【8位】 古代一壺(米)/六調子酒造株式会社
【9位】 八重泉樽貯蔵(泡盛)/有限会社八重泉酒造
【10位】 薩摩の誉 黒麹(芋)/有限会社大山甚七商店
TWSCとは?
近年ウイスキーやスピリッツはかつてないほど世界的な注目を集めています。日本は世界中のウイスキーやスピリッツが集まり、また自国でも高品質なウイスキーや、伝統的なスピリッツである焼酎などを作っています。欧米で開かれる酒類の品評会で受賞しや銘柄も多数ありますが、日本で品評会を行うことで、世界の目を日本に集め、日本の酒類のさらなる品質向上や酒文化の振興につなげようと、2019年に始まったのがTWSCです。銘柄を伏せたブラインドテイスティングによる厳正な審査が特徴で、今回はコロナの感染拡大防止のため洋酒部門37名、焼酎部門32名の審査員が、リモートによる(在宅)審査を行いました。焼酎では洋酒の専門家が審査に入ることで、海外市場進出の後押しになることも目指しています。

日本酒造組合中央会

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