本日は、本格焼酎に合わせたいおつまみレシピをお届けします。
今回ご紹介する佐賀県の本格麦焼酎『肥州(ひしゅう)』は、透明感のあるスッキリとした味わいが特徴。
この記事では、スープ作家として活躍する有賀薫さん考案の『肥州』に合わせたいおつまみ「トマトと塩豚のポトフ」のレシピをご紹介します。
スープ作家が考案!本格麦焼酎『肥州』に合わせたい「トマトと塩豚のポトフ」のレシピをご紹介!
「お酒が大好き!」という有賀さん。特に焼酎は、体を温める目的で寒い季節に飲むことが多いそう。
そんなスープ作家の有賀さんが考案した、『肥州』に合わせたいおつまみ「トマトと塩豚のポトフ」のレシピ詳細をご紹介していきます。
【レシピ詳細】材料 2人分(調理時間25分)
■材料(3~4人分)
- 豚肉肩ロースかたまり 500~600g
※焼き豚用のネットを付けてもらうか、タコ糸で縛る - 水 約1L
- 粗塩 大さじ2
- 黒胡椒(できればあらびき胡椒) 少々
- トマト(中サイズ) 3~4個
- だし昆布 5cm
- にんにく 1片
- 粗塩 適量
- 九条ネギ 2~3本
- 柚子胡椒 少々
※生唐辛子や練りからしでもOK
■作り方
1.豚肉に、重量2%の塩をすりこむ。
※可能であればキッチンペーパーを巻いてラップをかけ、冷蔵庫に1日置いてから使う
2.鍋に豚肉を入れ、さらに昆布、皮をむいたにんにくを入れて、鍋がひたひたになるくらいの水約1Lを加えて中火にかける。
3.ひと煮立ちしたら、アクをすくって火を弱め、50分〜1時間くらい煮る。
4.トマトのヘタを取ったら豚肉の入った鍋に入れて20分ほど煮込む。スープの味をみて塩と胡椒で整える。
5.豚肉は取り出して、少し冷ましてから薄切りにし、刻んだ九条ネギと柚子胡椒を添えて盛り付ける、
6.トマトはそっと取り出してやけどしないよう気をつけながら手で皮をむき、器に入れる。
7.器にスープを張り、トマトに粗塩を少々振る。スープにトマトを崩しながら食べる。
焼酎のおつまみに温かいスープ!?「ポトフ」の魅力
「ポトフ」はもともとフランスのスープで、具材とスープをそれぞれ別々に盛り付ける食べ方があります。1つの鍋でスープはもちろん、メインの料理や付け合わせもできてしまう、ある意味「時短料理」でもあるんです。
焼酎好きという方の中には「お酒と食事をゆっくり楽しみたい」という方もいるのではないでしょうか。今回のレシピでは、おつまみとして先に豚肉だけちょっとつまんで、スープは温めればすぐに食べられる、というように時間差で楽しむこともできるメニューとなっています。
本格麦焼酎『肥州』とポトフの相性は?
『肥州』はクセがなく比較的飲みやすい焼酎。そのままロックで楽しむのもいいですが、『肥州』にポトフのスープを注いで「ダシ割り」のようにして飲むのも美味しいですよ。最後にかぼすを絞ると、よりすっきりとした味わいに仕上がります。
やっぱりお酒はしょっぱさなど味付けがハッキリしたものの方が進みやすいと思うので、今回ご提案のレシピでも味がぼやけないような工夫をしています。
今回はメインの野菜にあえて酸味のあるトマトを選びました。他にも豚肉の盛り付けに九条ネギをたっぷりのせたり、柚子胡椒を添えたりと、薬味で味のアクセントを加えています。他にもからしやラー油などもおすすめ。
そして、最後にトマトに塩を振って仕上げているのもポイントです。
ペアリングの本格焼酎詳細
佐賀県 本格麦焼酎『肥州』
産地:佐賀県
酒造:佐嘉酒造株式会社 (https://sagashuzo.co.jp/)
アルコール度:25度
<Profile>
スープ作家 有賀 薫(ありが かおる)
家族の朝食に毎日スープを作り始めたことがきっかけで、SNSにスープレシピを投稿し始める。著書に『スープ・レッスン1.2』『ライフ・スープ』(プレジデント社)、『朝10分でできる スープ弁当』(マガジンハウス)、『帰り遅いけどこんなスープなら作れそう』(文響社)など。2023年11月30日に最新刊『私のおいしい味噌汁』(新星出版社)を発売予定。
note:https://note.com/kaorun
X(Twitter):https://twitter.com/kaorun6
Instagram:@arigakaoru
日本酒造組合中央会
最新記事 by 日本酒造組合中央会 (全て見る)
- 【イベントレポート】FOODEX JAPAN2024(国際食品・飲料展)出展 - 2024年3月12日
- 本格麦焼酎『吉四六(きっちょむ) 』に合わせたいおつまみレシピをご紹介【濃厚ポテサラ】 - 2024年3月12日
- バーテンダーが考案!『5年熟成 氣 豊楽』を使った意外な組み合わせで作る本格焼酎カクテルレシピをご紹介! - 2024年3月11日