1. 木内醸造(長野県)|米焼酎「天雪オールド 35度」

  2. 今帰仁酒造(沖縄県)| 泡盛「千年の響 43度」

  3. 恒松酒造(熊本県)| 本格芋焼酎「EXTRA TESSHO」

  4. 平孝酒造|本格粕取り焼酎「日高見(ひたかみ)」

  5. 弥彦酒造|本格さなぶり焼酎「優凪(ゆうなぎ)」

  6. 神川酒造|本格芋焼酎「瀞とろ」

  7. 八海醸造|八海山本格粕取り焼酎「宜有千萬」

  8. 白露酒造|本格芋焼酎「麻友子 Pure Black」

  9. 新平酒造|本格芋焼酎「大金の露」

  10. 薩摩酒造|本格芋焼酎「さつま白波」

  11. 出水酒造|本格芋焼酎「赤鶴」

  12. 古澤酒造|本格米焼酎「雪原 吟醸米焼酎」

  1. 飲めるお店紹介

  2. 蕎麦

  3. 居酒屋

  4. Bar

  5. 寿司・刺身

  6. 焼肉

  7. 日本料理

  8. 焼き鳥

  9. すき焼き

焼酎ニューヨークスタイル

ニューヨークの本格焼酎事情:リッカー・ストアー

ニューヨークのリッカー・ストアー

今回は、ニューヨークのリッカー・ストアー、日本で言うところの町の酒屋さんについて紹介します。マンハッタンのリッカー・ストアーで本格焼酎を扱っている店はまだまだ数えるくらいしかありません。その中で、チェルシー地区にある「Landmark Wine & Spirit」には約90種類もの焼酎が置いてあります。同店は、日本酒の品揃えも多いですが、最近は日本酒の棚が焼酎に追いやられて、焼酎の銘柄の方が多いくらいです。しかし、お店の人に聞いたところ、焼酎を買って行くのは日本人で日本酒を買うのは非日本人とのことでした。まだまだ米国人には焼酎はどのようにして飲んだらいいのか、どういうアルコールなのか理解されてないと思います。米国人には焼酎の飲み方の提案も必要です。先日、私が同店を訪れた時は日本のメーカーが梅酒の試飲会を店内で行っていました。日本酒の蔵元もマンハッタンのリッカー・ストアーで地道に試飲会を行ってきましたが、焼酎もこのような試飲会を行うことは米国人に焼酎をまずどんなお酒か理解してもらう上でも大切だと思います。それにはリッカー・ショップの人にもお客様に説明できるよう焼酎はどんな飲み方があるのかという教育も必要です。

また、私が以前訪れたマンハッタン郊外のリッカー・ストアーで店主の方にこんな話を聞きました。「某焼酎のラベルの文字は米国向けにローマ字表記であった。ほとんど売れなかったが、ラベルを金色の紙に筆文字でひらがな表記したら急に売れるようになった」と。味がわからなくてもラベルがきれいといって購入するお客様もいるとか、まずは飲んでいただくことから始まるので、米国人に売るためにはエキゾチックで魅力的なラベルも重要です。米国向けに英語やローマ字表記するよりもむしろ和紙に漢字やひらがなといった日本的なラベルの方が米国人には人気があるようです。

正直、本格焼酎は日本酒に比べて、ニューヨーカーの間での認知度はまだまだ低いというのが現状です。私がニューヨークで日本酒輸出協会のお仕事を手伝い始めたのが1998年からですが、当時はマンハッタンのリッカー・ストアーの棚に日本の地方の地酒などは並んではいませんでした。しかし、10年以上の時を経て、今ではマンハッタンのいたるところのリッカー・ストアーに地酒が並ぶようになりました。そして、ニューヨーカーたちも自宅で日本酒を飲むようになりました。これはひとえに年に数回、惜しげなくニューヨークに通い、あるいは2、3年この街に住んで地道な営業活動を重ねた日本酒の蔵元さんたちの努力の成果だと思います。日本酒がニューヨークで市民権を得るまでに10年以上の歳月が費やされているのです。本格焼酎も日本酒同様にニューヨークで市民権を得る日が必ず訪れると思います。このコラムを通じて、皆様にニューヨークにおける本格焼酎の現状をお伝えすると共に、皆様と一緒に考え、ニューヨークにおける本格焼酎の普及・啓蒙活動にご協力していきたいと思います。

ランドマークの店内、 向かって左の二つの棚には 焼酎がずらりと並んでいる。
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日本酒造組合中央会

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