日本酒造組合中央会(所在地:東京都港区、会長:大倉治彦)は、日本の國酒である本格焼酎・泡盛をベースとしたカクテル日本一を決定する「第6回 本格焼酎&泡盛カクテルコンペティション」を、2024年2月12日(月・祝)ホテルメトロポリタンにて開催。参加したホテルバー含む関係者や一般客など約170名が集まり、各選手の考案したオリジナルカクテルや本格焼酎・泡盛50種類、昨年度優勝バーテンダーのカクテル提供と料理に舌鼓みを打ちました。
本コンペティションは、日本ホテルメンバーズ協会の全国にある12支部の予選を勝ち抜いた9名により、原料の風味や味わいが豊かな「本格焼酎」や「泡盛」をベースに、選手が創意工夫して考案したオリジナルカクテルについて、筆記試験と技術審査が行われました。技術審査では、作品の審査ポイント「コンセプト、ネーミング、ビジュアル、味、プレゼンテーション」に加え、技術の審査ポイント「礼儀作法、調合動作、適量」を基準に審査されました。
今年度の國酒カクテル日本一を決める戦いを制し優勝の光栄に輝いたのは、芋焼酎を使ったカクテル「秋麗(あきうらら)~豊かな実りの調べ~」を考案した長濵友太郎さん(BAR倉吉)。
「今までご指導くださったBAR倉吉のみんなにお礼を言いたい。そして、一番感謝を伝えたいのは今まで私を応援して下さったお客様です。お客様の応援があったからこそ、これまでやってこれました。本当にありがとうございます。」と、優勝の喜びと感謝を語りました。
優勝した長濵友太郎さん考案のカクテル「(秋麗(あきうらら)」は、日本の秋の美しい情景と豊かな実りをイメージし、本格焼酎「伊佐小町(いさこまち)」が持つ、花や紅茶、りんごのコンポートといった華やかで甘い香りを最大限引き立ててカクテルを創作。うららかに晴れ渡る秋空のもと、山々は紅葉で色づき、木々には美しい輝きが実り育っていました。秋の訪れに感謝し、皆で自然の恵みを分かち合うのどかなひととき。日本の美しい秋の情景を感じさせる、秋の果実をギュッと詰め込んだ心温まる一杯に仕上げました。
準優勝は、しそ焼酎を使ったカクテル「恋衣(こいごろも)」を考案した桝谷美咲さん(TONY’S BAR)。
準優勝の桝谷美咲さん考案のカクテル「恋衣(こいごろも)」は、和風ハーブの代表格、紫蘇の香りにこだわり抜いた紫蘇焼酎「若紫の君(わかむらさきのきみ)」をベースに、源氏物語をテーマにしたカクテルを創作。常に離れられぬ程の恋心を表す大和言葉「恋衣」。恋多き光源氏に女性達が情を燃やし、叶わぬ想いに袖を濡らす。その情熱と涙をカクテルに込めて。数々の女性に想いを寄せられる中、光源氏が最も愛した若紫。若紫の恋衣がグラスに映し出されるカクテルに。
第3位は、酒粕焼酎を使ったカクテル「春颯(はるはやて)」を考案した吉澤翔太さん(ホテルニューオータニ東京)。
第3位の吉澤翔太さん考案のカクテル「春颯(はるはやて)」は、300年の知識と技術を注ぎ込んだ花酵母の華やかな吟醸香を表現した吟醸粕取り焼酎「天吹(あまぶき)」をベースに、まどろむ自然に喝をいれ、夏に向かい萌えたつ草花の息吹となる風「春颯」をテーマに創作。青りんごのような瑞々しい香気に、バラとオレンジフラワーの芳しい花の香りを纏わせ、自然の躍動を感じさせるジューシーな味わいを創り出す一杯。春颯が人々の心に爛漫と草花を芽吹かせる天からの息吹となるよう願いが込められています。
今回出品された本格焼酎&泡盛カクテルは、今後各選手が所属するホテル等のバーで飲むことができます。
ぜひお立ち寄りください。
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▪︎優勝「秋麗(あきうらら)」長濵 友太郎(BAR倉吉)
▪︎準優勝「恋衣(こいごろも)」桝谷美咲(TONY’S BAR)
▪︎第3位「春颯(はるはやて)」吉澤翔太(ホテルニューオータニ東京)
「第6回 本格焼酎&泡盛カクテルコンペティション」特設サイト
https://cocktail2024.jp/
日本酒造組合中央会
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