本格焼酎・泡盛の主な産地の都内アンテナショップを紹介していきます。今回は、「新宿みやざき館KONNE」をご紹介します。
【写真】2018年4月にリニューアルオープンした新宿みやざき館KONNE
新宿みやざき館KONNE
東京都渋谷区代々木2-2-1 新宿サザンテラス
1Fアンテナショップ
KONNE
03-5533-7764
■10:00~20:00
■無休※年末年始除く
【写真】KONNEに並ぶ本格焼酎
宮崎の焼酎の魅力を発信し知って頂きたい!
宮崎の焼酎は100銘柄ほど揃えており、蔵元さんを招いた試飲会も実施しています。販売している食材や調味料を取り入れた料理をレストランで提供。実際に味わい、ショップで購入していただけます。
最近は飲みやすく香りを楽しめる焼酎が増えてきていますね。芋焼酎は売れ行きが落ち着いてきていて、米・蕎麦・麦などは昨年並みです。焼酎文化圏として認知度を向上させる取り組みが必要だと感じています。
11月1日「本格焼酎の日」に合わせて、新宿の飲食店で宮崎の焼酎を提供していただき、様々な食とのペアリングを楽しんでいただくキャンペーンを行いました。日々の接客やイベントなどを通して、新宿を拠点に宮崎のファンを増やしていきたいです。
【写真】主任:後藤宏明氏
後藤氏お勧めのおつまみ
■赤鶏炭火焼
鶏肉のプリッとした食感が楽しめ、スモーキーな炭の香りが焼酎とよく合います。
■おび天
日南市飫肥(おび)の名産品。タラ・エソ・シイラなどの魚と豆腐の練り物で、甘くふわっとした食感です。
■ちりめんアヒージョ
パンにのせてオードブルに。野菜のディップにしてもヘルシーです。
■割干し大根漬け
棒状に切り干した大根を醤油に漬け込んだ、手軽に楽しめる缶入りおつまみです。寒風と日光で干して仕上げた旨味とコリコリした食感が特徴です。宮崎は、大根櫓で大根を天日干しする風景が冬の風物詩。干し大根9割のシェアを持つ産地です。
2Fレストラン
宮崎風土くわんね
03-5308-5200
■ランチタイム11:00~15:00ディナータイム17:00~22:00
■無休※年末年始除く
【写真】くわんね入口
【写真】飫肥杉(おびすぎ)がふんだんに使用されている店内
【写真】くわんねメニュー
もっと気軽に焼酎を楽しんで頂きたいですね
宮崎の焼酎はレアな銘柄も含め、芋・麦・米・蕎麦など20銘柄揃えていて、3銘柄を選べる「飲み比べセット」は、ロック・ソーダ割り・お湯割りなどお好みで提供しています。
最初の1杯にお勧めしたいのが、炭酸のドリンクです。米焼酎にレモン1/4個を使った「レモンサワー」は、レモンの香りが爽やかで、飫肥杉(おびすぎ)の樽に寝かせた麦焼酎の「杉樽ハイボール」は、森の中にいるような香りです。他にも芋焼酎を使った「芋スコミュール」や「焼酎モヒート」といったカクテルなど、ライトに楽しめるドリンクも多く提案しています。
また地元で前割り焼酎を竹筒に入れて温めて飲まれる「かっぽ酒」は、竹の香りもやや強めですが、店では25度の芋焼酎を宮崎の水で1:1に割って1~2週間寝かせ、提供直前に凍らせた竹筒に入れ、ほんのりと竹が香るよう仕上げています。
宮崎焼酎に合うお勧めメニューは、宮崎の旬の食材を使った「みやざき八寸」。定番の酒肴「地頭鶏の竹炭焼き」は自社の養鶏場の雌鶏のみを旨味を保つ骨付きで仕入れて調理。炭は地元の名店でも使用されている日南産で、香り高く仕上げています。焼酎にはクセが強いイメージがありますが、今の本格焼酎は香りが良く美味しいので、焼酎を宮崎の郷土料理と一緒に気軽に楽しんでいただければと思います。
【写真】支配人:本間裕太氏
【写真】レモンがゴロゴロ入ったレモンサワー
【写真】豪快なかっぽ酒
【写真】みやざき八寸:取材時(2018年9月)の取り合わせ=枝豆のすり流し、チキン南蛮、地鶏のペースト最中、どんこ椎茸と水菜の焼き浸し、日向灘に面した門川町産のハモの湯引き、南瓜のカステラ
【写真】みやざき地頭鶏 竹炭焼き
日本酒造組合中央会
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