米焼酎は熊本県人吉地方で戦国時代から造られていたと言われている。
この人吉地方にある盆地が米を豊富に採れる地域であり、米に余裕があったので焼酎造りに米を使うことが可能だった。なので、九州に伝わった蒸留術で、この地域の豊富な米を使った米焼酎が製造された。他の地域では米の生産量が少なく、焼酎にまで回らなかった。
本格焼酎&泡盛を知る
米焼酎は熊本県人吉地方で戦国時代から造られていたと言われている。
この人吉地方にある盆地が米を豊富に採れる地域であり、米に余裕があったので焼酎造りに米を使うことが可能だった。なので、九州に伝わった蒸留術で、この地域の豊富な米を使った米焼酎が製造された。他の地域では米の生産量が少なく、焼酎にまで回らなかった。
日本人の馴染み深い米を原料とする米焼酎。日本酒の味わいに似ているが、米焼酎は、日本酒をさらに蒸留させたもので、日本酒よりもアルコール度数が高く、優しい甘さですっきりとした味わいが特徴です。しかし、銘柄によって味が全く違うものに変わる。
麹に水と酵母を加えて、酵母を多く培養する(一次仕込み)。その後、一次仕込みで作られたもろみに蒸した米と水を加えて発酵させる。一次仕込みで作られたもろみがアルコールを作る。その後、アルコールを含んだ蒸気を冷却する(蒸留を単式蒸留器で行なう)。そして、蒸留が終わった原酒をまろやかさを出すため、ステンレス容器などに入れ貯蔵・熟成をする。最後に、原酒を組み合わせたり、加水をして味の調整をする。