昭和48年(1973年)に初めて製品として販売された、他の焼酎に比べてまだ新しいのがそば焼酎です。雲海酒造の地元の五ケ瀬地方ではそばが特産品であり、これを使ってよりまろやかな焼酎が作れないかという長年の努力の結果、ようやく誕生したのがそば焼酎「雲海」です。そして昭和50年代に入るとロックや水割りでもおいしい焼酎として、そば焼酎は一気に全国に広がっていきました。
歴史
宮崎発祥の全国から愛される焼酎
そば焼酎とは
特徴
焼酎初心者にも飲みやすい
そば焼酎の味
そば焼酎は他の焼酎に比べて、クセが少なく、あっさりとした味わいになってます。様々な料理とも相性が良く、焼酎初心者や、女性の方々にも飲みやすい焼酎になっています。そばの割合などによって味、香りに違いがあるので、銘柄ごとに違う味わいを楽しむことができます。
製法
麹に水と酵母を加えて、酵母を多く培養する(一次仕込み)。その後、一次仕込みで作られたもろみにそばと水を加えて発酵させる。一次仕込みで作られたもろみがアルコールを作る。その後、アルコールを含んだ蒸気を冷却する(蒸留を単式蒸留器で行なう)。そして、蒸留が終わった原酒をまろやかさを出すため、ステンレス容器などに入れ貯蔵・熟成をする。最後に、原酒を組み合わせたり、加水をして味の調整をする。